山鹿温泉の旅 清流荘 「水鏡庵」

山鹿温泉の旅

山鹿温泉の旅 「石の風車」

 一本松公園のシンボルである「石のかざぐるま」は、うちわの産地である鹿本地域に、新たな地域活性化の風を起こそうと、全国的に活躍する高知市在住の彫刻家・門脇おさむさんに依頼し、平成6年3月に誕生しました。このかざぐるまは、3基で親子を表現しています。中央の親基は高さ5.5メートル、重さ16トン、羽根の直径2.2メートル。左右の子基は高さ3.3メートル、重さ6トン、羽根の直径1.8メートルで、いずれもスペイン産の赤御影石で作られています。この巨大な石の羽根の回転力は「自然の風」のみで、風速3メートル(ススキの穂が揺れる程度)の風で回ります。

山鹿温泉 清流荘 「水鏡庵」 本館と客室

 菊池川の河畔に佇む、明治41年創業の老舗宿です。
水鏡庵には全てに露天風呂が付いた和洋室が10部屋あります。今回の客室G-Type は80平米のワンルーム形式で、二人で過ごすには贅沢なスペースでした。ダーク系の床や壁と一部のアクセントの純白なクロスが見事に調和して、モダンな雰囲気を醸し出しています。シャワールームに続く広々としたデッキには、円形の陶器の露天風呂があります。湯船は二人で湯あみしても余裕の大きさです。「山鹿千軒たらいなし」と謳われる豊富な湯量を象徴するかの様に、24時間潤沢に掛け流され、贅沢な湯あみを楽しむ事ができました。

山鹿温泉 清流荘 「水鏡庵」 きよたきで夕食

 夕食は水鏡庵2階の「旬彩 きよたき」の個室で頂きます。 テーブルには既に前菜と造りが配膳されていましたが、後の品々は絶妙なタイミングで供されます。「神無月懐石」は季節感あふれる食材が多用され、食材に相応しい味付けが施されています。特に蕪蒸しの優しい味付けや、秋が旬のカマス幽庵焼きが絶品で、地酒の飲み比べセットの杯が進んでしまいました。

山鹿温泉 清流荘 「水鏡庵」 きよたきで朝食

 朝食も昨夜と同じ個室で頂きました。テーブルに着いた途端、朝食メニューの豪華さと品数の多さに目を見張りました。篭盛りの中のお刺身湯葉や、程よく油の乗った銀鱈の西京焼きと、体に優しいお粥との相性が抜群で、全ての料理を完食してしまいました。

「清流荘」の公式サイトはこちらから

山鹿温泉の旅 山鹿灯篭踊りと街道散策

 宿をでたあと、築100年を超える明治の芝居小屋八千代座で、山鹿灯籠踊り鑑賞を鑑賞しました。古き良き時代にタイムスリップしたような非日常空間で観る灯籠踊りはひときわ艶やか!山鹿の魅力を一度に体感できました。そのあと八千代座を含む豊前街道で、薬師堂や、昔の商家を利用した飲食店や土産物屋、などをゆっくりと散策しました。

 滔々と流れる菊池川を眺めながら湯あみを楽しみ、料理長心尽くしの懐石と美酒を堪能し、充実した秋の二日間を過ごす事が出来ました。山鹿の観光のメッカ豊前街道に面した立地は、山鹿観光の拠点としても最適です。車が見えなくなるまで手を振ってお見送りして頂いた、女将さんやフロントスタッフにまたお目にかかりたいような、懐かしい宿の一つになりました。

ビデオ編集工房 宙

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です