天草の旅 「天空の船」

天草の旅 「三角西港」と雨のドライブ

 宿に向かう前に熊本県宇城市の三角西港に立ち寄りました。ここは2015年に世界文化遺産に登録され、明治時代に作られた港湾や洋館などがそのまま残っています。ここでは、ラフカディオ・ハーンにゆかりの「浦島屋」、「旧高田回漕店」、西港の歴史が学べる「龍驤館」などの明治・大正ロマンを感じる建物を見学しました。お腹がすいたので西港唯一のレストラン「西港明治館」でランチを頂きました。ここは「旧三角海運倉庫」を利用したもので、重厚な梁や柱と白壁が作り出すレトロな空間が素敵でした。この後降りしきる雨の中を、今夜のお宿「天空の船」へ向けてドライブを続けました。

納品までの流れ

天空の船 「共用部」

 「天空の船」は雲仙・天草国立公園に佇み、天草五橋を見渡せる絶景のリゾートホテルです。駐車場に着いて先ず目を見張らせるのが、豪華客船をイメージした母屋です。組格子が随所の配された専用ラウンジでチェックインした後、テラスに出てみると、共用プールの向こうに広がる、「天草松島」の眺望が開け、清々しい気分になりドライブの疲れが一挙にとんでしまいました。

編集の手順

天空の船 「アイランドヴィラ」

 今回ちょっと奮発して予約したのは、「アイランドヴィラB」です。天草の海に浮かぶ5000坪の半島にわずか3棟建てられたヴィラの内、天草五橋を望む素敵な建物でした。本館からかなりな距離があるので、スタッフさんにカートで案内して頂きました。スタッフは宿泊棟の隅々まで丁寧に案内してくれましたが、前回の部屋との違いを重点的に説明するなど、そのホスピタリティには感じいりました。広々としたリビング、2つの寝室等3人でゆったりした気分を充分に満喫しました。広いデッキには露天風呂が設えてあって、天草松島や五橋を眺めながらの湯あみを楽しむ事ができました。

FAQ

天空の船 「夕食」

 夕食は本館2階の天草の海と島々を見渡す展望レストランリストランテ フェスタデルマーレで頂きます。因みに「フェスタデルマーレ」とはイタリア語で「海のごちそう」という意味です。二皿目に供された「天草鮮魚のカルパッチョ」はパリパリの地元野菜と、獲れとれの地魚が素敵にマッチした優れもので、これからの晩餐に対する期待が膨らみます。地元の窯元産の白磁の皿に美しく盛られたイタリアンの数々はどれをとってもシェフの上で前が光る逸品疎漏でした。中でも別注でお願いした「岩ガキ」は添えられたズッキーニとの相性が抜群で、ついついワインを飲み干してしまうほどでした。「大矢野産鱧のフリットアオサ添え」は、大好きな鱧の旨味にアオサの香りがマッチした逸品で、場違いかもしれない日本酒を注文してしまいました。夕日に映える天草の海を眺めながらの2時間が、あっという間に過ぎてしまい、満足感いっぱいでライトアップされた本館を眺めながら、ビラへの帰途に就きました。

撮影のコツ

天空の船 「朝食」

 天候が回復したので、朝食会場の「フェスタデルマーレ」まで野鳥のさえずりを聴きながら歩いて向かいました。朝食はハーフビュッフェ方式でした。窓際のテーブルには新鮮なジュース類や焼き立てのパンなどが所せましと並んでいて、選ぶのに苦労するほどでした。その他にコース料理さながらに、スープ・卵料理・リゾットなどがテーブルに運ばれまう。天草の海を眺めながらゆったりとした気分で、充実した朝食を味わいました。

ギャラリー

天草の旅 丸尾焼や天草五橋

 宿を後にして、今回のお宿「天空の船」のレストランで使っている器を作っている「丸尾焼き」を見学しました。ここは歴史の深い窯元ながら、「生活空間をより豊かにする日用の器」というコンセプトのもと、現代の生活にすっと馴染むモダンなデザインの作品作りを手掛けていました。

 そのあと「蛸街道」等を見学した後、「天草パールライン」と云われる天草五橋をドライブしながら帰途に就きました。車窓からは、三大松島のひとつとされる「天草松島」を一望できました。

 眺望が良くてゆったりとした間取りの客室、目と舌を楽しませてくれるイタリアン、顧客管理に基づいた素晴らしいホスピタリティ、この三つが揃っていて、何度でも訪れたい宿の一つになりました。

天空の船の公式ホームページ

ビデオ編集工房 宙

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です