菊池温泉の旅(岩蔵)

菊池温泉の旅「大宮神社と鞠智城」

 宿に向かう途中で、大宮神社と鞠智城を見学しました。大宮神社は行天皇が九州を巡行した際の行宮(仮御所)跡地に景行天皇を祀った神社です。ここの例祭は8月16日に開催される山鹿灯籠まつりで、境内にある燈篭殿には祭りで奉納された山鹿灯籠約30基と、御神宝「三十六歌仙絵」パネルが展示されています。またこの神社の小さな鳥居を潜ると、病気をしないという事で有名です。鞠智城は今から約1300年前に、大和朝廷が築いた山城で、全国でも珍しい八角形の鼓楼が特徴です。歴史公園鞠智城の敷地内には、鞠智城について学べる施設「温故創生館」もあります。

菊池渓谷温泉 岩蔵 「母屋とコーヒーラウンジ」

「菊池渓谷温泉 岩蔵」は、紅葉スポットや避暑地として有名な「菊池渓谷」に面した温泉宿です。母屋はむき出しの梁や大きな柱が特徴的な、古民家風の建物で、大浴場・食事処・ロビーなどがあります。夕食前にコーヒーラウンジに行ってみました。コーヒーラウンジは、宿の前の道を隔てた山の麓にあります。こじんまりした山小屋風の建物の入り口横には、結構広いデッキも設えられています。専用のマシンで淹れたコーヒーを楽しむ事が出来ました。

菊池渓谷温泉 岩蔵 「客室と露天風呂」

 宿泊棟は別邸3棟・新棟1棟と、「蔵」棟8棟の全部で14棟のこじんまりした宿です。蔵」棟は回廊から続く門だけが2棟共通になっていますが、宿泊棟そのものは完全に戸建てになっていて、プライバシーは完璧に保たれています。玄関ホールの扉を開けると、10畳ほどのフローリングの部屋がベッドルームです。この部屋は蔵を模して天井が高く、枕元のシックなクロス等と相まって、気持ちの良い空間を作っています。この宿の売りの露天風呂は、パウダールームから階段を6段ほど降りた所にあります。木製の少し急な階段ですから、お年寄りや足が不自由な方はお気を付け下さい。岩で出来た露天風呂は二人入っても余裕がある充分な大きさです。泉質はちょっとヌルヌル感があり、いかにも美人の湯という感じす。なんといっても、菊池渓谷の絶景を目の当たりにして、オゾンを浴びながらの湯あみは最高の気分でした。

菊池渓谷温泉 岩蔵 「夕食」

 夕食は母屋の完全個室で頂きます。食事処の眼下には菊池渓谷が見渡せ、更に川床が目に入りました。食卓に就くと既に前菜・お造り・馬刺し・サラダが配膳されていて、どれから箸を付けて良いのか、ちょっと戸惑ってしまいました。熊本産の馬刺しは、刺しが適度に入っていて、美味しく頂きました。お酒類もそれなりに品揃えが多く、今回は地元菊池の蔵元の大吟醸を頂きました。スタッフの方に少しだけゆっくり配膳して頂くようにお願いした所、快諾して頂き、まったりした時間を過ごす事が出来ました。スタッフの方の料理に関する説明も、詳しい事は板場に確認する等的確で好感が持てました。肥後牛の陶板焼きは、岩塩や山葵との相性も良く、メインディッシュに相応しい逸品でした。

菊池渓谷温泉 岩蔵 「朝風呂と朝食」

 朝の目覚めと共に朝風呂を愉しみました。菊池川の溪谷を眺めながらの湯あみはこの宿ななでの、贅沢なひと時でした。朝食も昨夜と同じ個室で頂きます。主菜は2段重になっていて、素朴な味付けのお浸しや野菜の煮つけなど、豊富な品数でした。特に地元産の「菊地米」のご飯が秀逸でした。

菊池温泉の旅 「菊池神社と清水湧水」

 翌日宿を後にして菊池市内の名所を訪ねました。菊池神社は南北朝時代に南朝側で戦った3代の菊池氏を祀っており、明治3年(1870)に創建されたそうです。境内には菊池歴史館があり、菊池一族ゆかりの宝物や歴史的な文化財などが展示されていました。清水湧水はくまもと名水100選に認定されている菊池市雪野地区にある湧水です。大きな椋の木が空へ聳え、その根元から懇々と湧出している様子は心を和ませてくれました。

 四季を通じて景観が楽しめる、菊池渓谷に面したこのお宿は、温泉三昧・地産・地消の料理、そしてほっこりしたおもてなしが楽しめます。カップルのみならず、ご家族や女子会のお泊りにお勧めの宿です。

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